【School Diary~子ども達の未来~】《第312回:個性》

こんにちは!土岐田コーチです。
夏も終わりに近づき、日増しに秋の深まりを感じるころとなりました。
季節の変わり目なので、みなさん体調には気を付けて過ごしていきましょう。

さて、今回のダイアリーは普段行っているスクールの中で起こった出来事について書きたいと思います。

そのクラスは1・2年生のクラスでした。

練習の最後のゲームは普段は4チームに分かれて、子供たちにGKを順番にやらせるのですが、その日は大コーン2つでGK役の形を作り、ゴールの中で自由に組み合わせてGKのかわりにするというお題を子供たちに与えることにしました。GK役にシュートが当たったらノーゴールというルールです。

ゲーム前の給水が終わり、その旨を伝えると子供たちは4チームに分かれあれでもないこれでもないと考え始めました。
このままではゲームができないので、「ラスト1分」と時間を決めて子供たちをあえて煽りGKを時間内に作らせました。

その時は特に何も考えずにゲームをスタートし、時間がたちふとGKを見てみるとあることに気づきました。

色々なコーンの並べ方・倒し方・立たせ方があるにも関わらず、なんと4チーム全部のGK役のコーンの形が同じだったのです。
サッカーが得意な子、上手な子のいるチームのGK役のコーンが今回のこの並び方で、他チームもその上手な子がいるチームの考え方に寄ってしまったのか、はたまた各チームの2年生(その時間の最高学年)が主張したのか、その他にも色々な要素があると思います。
この現象を見て、私自身笑ってしまったのと同時に個性(自己主張)がないこの現状に少し戸惑ってしまいました。

ゼルビアスクールでは日頃からサッカーの技術以外に個性を大事に、個性を伸ばす指導を行っています。
私自身も選手を引退して半年がたち出来てきていると勘違いしていました。(笑)
今回のこの出来事でみんながみんな強烈な個性を発揮してほしいとは言いませんが、こういう時に違う角度から発言・主張できる子達を育てていきたいと改めて思わされました。
もしかしたら、そのスクールのタイミングでも私が気付かなかっただけで、発言なり主張をしていた子がいたかもしれません。
今回はそれらの声を拾うことが出来なかったので、よりアンテナをはっていきたいと気を引き締めるきっかけになった出来事でした。
これからも、サッカーの技術練習だけでなく、このような練習もできるだけ取り入れ、子供達の個性を少しでも伸ばしていきたいと思います。

FC町田ゼルビアコーチ 土岐田洸平

npo法人アスレチッククラブ町田