【School Diary~子ども達の未来~】《第290回:つながり》

こんにちは!大前です。

今回は私がスクールで、印象に残った出来事を紹介したいと思います。

先月のスクールでおきた小学1年生T君のお話です。

その日2つ目のトレーニングを終え、試合の準備をしている時に、T君はグランド脇の高い壁の上にボールを蹴り上げてしまいました。

T君はボールが上がってしまった事をコーチに伝えてきました。

小学1年生にとっては危険な高さでもあり、コーチが取りに行こうとしましたが、ちょうどその時に練習前でグラウンドにいたユースのD君にお願いすることにしました。

お願いされたD君は快く対応してくれて、無事にボールは本人のもとへ返りました。

その後、コーチがT君にユースのD君にありがとうって言っておいでと伝えました。

そこで予想外の事が起きたのです。

T君はその場に立ち尽くし、ユースのD君の所へ行くことが出来ませんでした。

恥ずかしさなのか、恥ずかしくて行けない自分に腹正しいのか。

私たちもその状況を乗り越えさせたくて、時間を取りましたがT君は動き出すことが出来ませんでした。

その様子を見てコーチがT君のもとへ近づき声をかけると

「大丈夫!自分で行く!」とT君は涙ながらに強く訴えました。

その後様子を伺ってはいましたが、変わらずその場に立ち尽くしていました。

そんな時です。

ユースのD君の方からT君の所に駆け寄り、肩を抱きながら声をかけてくれました。

その後T君は試合に合流し、持ち前のガッツ溢れるプレーでチームに貢献していました。

そのユースのD君も小学3年生からスクールに通っていて、ジュニアユース、ユースとゼルビアで闘ってきた選手です。

その光景を見て本当に嬉しい気持ちになりました。

スクールが終わってT君と話をすると、今日は恥ずかしくて行けなかったけど、今度は行くと伝えてくれました。

今後もこのようなことが起きる環境を続けていけるようにしたいなと思いました。

伸び伸びみんなが育っていけるような

そんな環境を目指して

以上これからもよろしくお願いします。

ひろめ隊 大前博行

npo法人アスレチッククラブ町田