【School Diary~子ども達の未来~】《第265回:コップに水を注ぐ》

こんにちは。拓也コーチです!
11月も半分が過ぎ、2017年も残りわずかとなりました。
年々1年が速く感じるようになりました。

今回は「コップに水を注ぐ」ということについて書きたいと思います。
サッカーが上手くなるためには「気づき」ということが一つ大事になってきます。

よくお父さん、お母さんとお話するなかで
「うちの子は左足を使わないんですよ」とか「ドリブルはすごく得意みたいなんだけど、パスをあまりしないんですよね」というようなお話をよく聞きます。またコーチ陣のなかでも良くそんな話をします。

私は子ども達にサッカーを教える中で、「そこは左足を使え!」という強制はしません。
「そこは左足を使った方がいいんじゃない?」とアドバイスも子ども達の様子を見てするようにしています。

コップが上を向いていない状態で水を注いでも入らない。
その子が自分のプレーにストレスなく上手くできているときは、アドバイスをしても「うん、うん」と頷きますが実行しようとしません。

当たり前ですよね。左足を使わなくても上手くいくんですから。コップが上を向いていないときに水を注いでも、水は入ることなく流れていってしまいます。

じゃあ、どうすればいいのか?
待つしかありません。子ども達が成長していく中で必ず壁にぶち当たる時期がきます。
「あれ?突破できなくなったな」「最近、なんかボール失うこと多いな」と水を必要としコップを上向かせることができれば水を注ぐことができる。

ジュビロ磐田で活躍する中村俊輔選手は、プロになってから右足の練習を始めたらしいです。
プロで活躍するために必要だと気付いたんでしょうね。

気付きとは凄く大事。

気付ける感覚と経験を養っていけばサッカーも人間力も成長します。

子どもたちの感覚、私たち大人の水を注ぐタイミングを大事にしていきたいと思います。

ひろめ隊
奥山 拓也

npo法人アスレチッククラブ町田